令和 新しい時代を迎えて
院長 山成 英夫
いよいよ令和の時代が始まります。皆様とともに新時代の到来を祝い、また新たな期待を持って迎えたいと思います。
今年で開院32年目となり平成の時代とともに急性期病院として成長してきた当院でありますが、新時代を迎え、新たな段階へとステップアップし、地域医療を先頭に立って牽引していく所存であり、そのポテンシャルは十分に備えている病院であると考えています。
現在少子高齢化が進み、病床の機能分化、在宅医療、ICT導入の拡大など医療を取り巻く情勢はより複雑化し、将来を見据えることが困難となっています。しかしながら南部病院は地域密着型の多機能病院として、しっかりとしたビジョンを持って、良い医療を提供するため様々なアクションを起こしていくことが新時代に向けての必須事項と考えます。また働き方改革の推進も同時に進めなければ病院として前に進んでいくことは困難であり、より働きやすい職場づくりが必要です。
時代が変わっても信頼され親しまれる病院という理念にかわりはありませんが、一歩進んで、信頼される病院になるためには、親しまれる病院になるためにはどうすればよいかという部分にまで具体的に踏み込んで考え、実践していく必要があります。
令和の時代に南部病院がどのように発展していくかは日常的な努力の積み重ねによるものと考えます。地域を支え、より良い医療を提供するため職員の皆様にも是非共に考え共に成長していただくことを祈念いたします。
令和元年 5月1日
▶ 院長 山成 英夫【消化器外科】
昭和58年 宮崎医科大学卒
日本外科学会指導医
日本消化器外科指導医
日本臨床外科学会会員
日本癌学会会員
日本消化器外科学会会員