新年の御挨拶
院長 山成 英夫
あけましておめでとうございます。
令和7年年頭にあたり皆様に御挨拶を申し上げます。
昨年は年の初めに能登半島地震があり宮崎でも地震、台風、竜巻など自然災害の多い年でした。被害にあわれた皆様には心からお見舞い申し上げます。南部病院では自然災害に対する対策を立てるとともに、宮崎市南部地域の中核病院として地域の皆様のお役に立てるよう準備を進めています。
さて今年の干支は巳年です。へびは医療の象徴とされている動物で、傷ついても脱皮をして復活することで再生と治癒を意味しているとのことです。また変革と新しい年の始まりや成長の象徴とも言われています。皆様ご存じのようにWHO(世界保健機関)のロゴマークには杖にまきついたへび(アスクレビオスの杖)が描かれています。
このように医療にとっては縁起の良い年となるはずですが、実際に医療をとりまく状況はコロナやインフルエンザなどの感染症の蔓延、人材難や材料費、光熱費、人件費の高騰など多くの問題があり、今年も厳しい状況が予想されます。この困難な状況を振り払ってくれる魔法の杖があればよいのですがもちろんそんなものはありません。私たちはこの難局をのりこえるためにスタッフ一丸となり力を結集して、より良い医療を提供するべく努力を続けなければいけません。地域の皆様にとって、安心してより良い医療を受けていただける環境を築くために職員一同全力で務めてまいります。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。健康と幸福に満ちた一年となりますよう、心よりお祈りいたします。
▶ 院長 山成 英夫【消化器外科】
昭和58年 宮崎医科大学卒
日本外科学会指導医
日本消化器外科指導医
日本臨床外科学会会員
日本癌学会会員
日本消化器外科学会会員