地域包括ケア病棟開設のご案内
地域包括ケア病棟開設のご案内
地域包括ケア病棟医長 宮田 隆光
これまで当院は地域包括ケアシステムにおきまして急性期DPC病院としての役割を担ってまいりましたが、今回新たに２階病棟に地域包括ケア病棟を開設いたしました。
入院治療後に症状が安定しつつも、すぐに在宅や施設へ退院するには不安のある患者様、在宅・施設療養中から緊急入院した患者様に対して、在宅・生活復帰に向けて診療、看護、リハビリを行なうことを目的とした病棟です。
在宅復帰をスムーズに行うために在宅復帰支援計画に基づいて、主治医、看護師、リハビリ専門職員（理学療法士、言語聴覚士）、在宅復帰支援担当者（社会福祉士）等が協力して、効率的に患者さまのリハビリや在宅復帰支援（相談・準備）を行ってまいります。
①急性期の診療（各手術・肺炎等）後も退院を目指したリハビリテーションが必要な方や、もう少し経過観察が必要な方
②症状が安定し在宅復帰に向けてリハビリテーションが必要な方
③在宅療養中病状が悪化し一時的な入院が必要となった方
④在宅介護をしている家族の精神的・肉体的な疲労が限界に到達してしまう前に一時的に入院するレスパイト入院
などに対応しています。
入院できる日数は、原則として最長60日までと定められておりますが、急性期病棟よりも長くゆっくりと入院・療養が可能です。
３階病棟は今まで通り、急性期DPC病棟とし運用してまいりますので、当院では幅広い患者様を受け入れて、これまで以上に地域の皆様に貢献できるようになると考えております。
2022年12月20日（火）
← 令和3年度の南部病院指標を更新しました病院長挨拶を更新しました →
